木村 優介 KIMURA, Yusuke


所属

大阪工業大学 工学部 都市デザイン工学科 空間情報学研究室

特任准教授、博士(工学)

PhD in engineering, Associate professor, Geoinformatics laboratory, Department of civil engineering and urban design, Faculty of engineering, Osaka Institute of Technology

経歴

1986.5 京都府京都市 生まれ
2005.3 京都市立堀川高等学校 卒業
2005.4 京都大学 工学部 地球工学科 入学
2008.3 京都大学 工学部 地球工学科 中途退学
2010.3 京都大学 大学院工学研究科 都市環境工学専攻 修士課程 修了
2012.3 日本学術振興会 特別研究員 DC2 採用
2013.3 京都大学 大学院工学研究科 社会基盤工学専攻 博士後期課程 修了(景観設計学分野)、京都大学博士(工学)
2013.4 国土交通省 国土技術政策総合研究所 研究官(緑化生態研究室
2014.8 京都大学 大学院工学研究科 社会基盤工学専攻 助教(空間情報学講座
2023.4 大阪工業大学 工学部 都市デザイン工学科 特任准教授(空間情報学研究室

研究領域


主要研究テーマ

所属学協会

土木学会日本都市計画学会地理情報システム学会日本測量協会日本写真測量学会

ウォーカビリティ (Walkability) の概念に基づく歩行空間の分析

都市の賑わいや健康的な暮らしといった観点から、都市内の歩行空間の一層の充実が都市政策上重要な課題となっています。特に健康状態に関連のあるとされる身体活動量の増加に寄与することを考慮すると、利用者数の増加だけではなく、歩行空間の近隣の居住者の歩行活動の増加に着目することが、歩行空間整備の評価にあたって重要となります。

そこで、歩行に適した生活環境を表すウォーカビリティ (Walkability) の概念と、その評価指標の一つであるWalkability Index (WI) に着目し、都市内の歩行活動量のポテンシャルを客観的にかつ面的に把握できる手法の開発を目指しています。具体的には、アンケート調査による歩行活動量の把握、地理情報システム(GIS)を用いた各種の地理的環境変数とWIの算出、効果的な歩行空間整備を実現するための理論構築などにより、今後の歩行空間の整備を効果的に進める方法を構築しています。

草津川跡地公園(滋賀県草津市)整備前後におけるWalkability Index の構成要素の変化(左:土地利用混合度、右:交差点密度)

草津川跡地公園(滋賀県草津市)整備前後におけるWalkability Index の構成要素の変化(左:土地利用混合度、右:交差点密度)

画像や移動体通信データを用いた観光来訪者の局所的・広域的流動の分析

近年のインバンド観光の増加に伴い、特に国内の著名な観光地における混雑が問題となっています。こうした混雑は、渋滞等の交通問題を引き起こすだけではなく、観光の満足度を低下させる要因にもなります。新型コロナウイルスを前提とした今後の観光においては、これまで以上の混雑緩和の取り組みが求められるとも考えられます。

そこで、Wi-Fiパケットセンサなどのセンシングデータ、SNSにアップロードされた画像データを用いて、局所的な地区レベルから地域全体を含む広域レベルに至るまで、混雑の実態を把握するとともに、混雑の緩和に効果的な時間的・空間的分散につながる観光行動の評価方法について研究を進めています。

Wi-Fiパケットセンサの観測データによる,京都市東山地区における観光時期別の日観測数.寒色,暖色は灰色の通常期に対する比率を表す.(木村ら (2023))

Wi-Fiパケットセンサの観測データによる,京都市東山地区における観光時期別の日観測数.寒色,暖色は灰色の通常期に対する比率を表す.(木村ら (2023))

近接写真測量を用いた道路斜面の簡易計測手法の開発

現在、山間部の道路斜面における小規模な崩落地では、復旧工法の選定や構造物の設計にあたり、ポールや巻き尺を用いた横断測量により現況図面が作成されています。この測量では斜面に降りての作業が必要となるため安全性に欠け、さらに人手と時間を要することからも、効率的な図面作成が進められていない状況にあります。比較的安価な機器を用いて道路面上から写真測量を行い、必要十分な精度を確保することができれば、崩落地の面的な状況を安全にかつ短時間に把握することができます。

そこで、安価な機器としてスマートフォンや小型のドローンを用い、道路面上からの近接写真測量について現場での検証を繰り返すことで、必要な精度を保ちつつ効率的に測量が可能な方法を開発しています。

インフラ施設を活用した都市再生の評価

近年、持続可能な社会を見据えた都市の再生や地域まちづくりにおいて、当初の機能を果たした既存ストックの活用が積極的に図られています。先進事例の中には、建築躯体のコンバージョンなどに加えて、道路空間や鉄道跡地といった交通インフラ施設の機能転換による公共空間の創出や都市再生の取組みが見られます。例えば米国ニューヨーク市にあるハイライン(High Line)では、かつて貨物鉄道であった高架橋が、緑あふれる遊歩道として再利用されています。結果、地区の骨格となる公共空間として新名所となり、工業から芸術文化へと、周辺の産業転換を促す波及効果をもたらしています。歩行空間としての魅力を高め、周辺地区に対して様々な波及効果を発揮させるためにも、こうした再利用のあり方を適切に評価することが重要となります。

そこで、ハイライン等の鉄道跡地利用が進む米国諸都市の事例を対象として、交通インフラ施設の活用による都市再生の方法論を構築することを目指しています。具体的には、再利用計画の立案過程に着目し、市当局やNPO団体等の関係主体の役割の変化と転換点を分析することで、効果的かつ実現可能な計画策定の方法を検証しています。また、再利用を契機とする周辺地区への様々な波及効果の評価、都市計画制度等の運用実態の解明を行いながら、日本における交通インフラ再利用と都市再生の可能性を検討しています。

旧臨港鉄道の路線跡地の遊歩道(横浜・汽車道)

旧臨港鉄道の路線跡地の遊歩道(横浜・汽車道)

旧鉄道高架橋の高架上空間の公園(High Line, New York)

旧鉄道高架橋の高架上空間の公園(High Line, New York)

戦後都市施設の歴史・文化的価値の評価

第二次世界大戦の終結から高度経済成長期にかけて建設された多くの戦後都市施設は、都市活動の基盤として重要な役割を果たしてきました。しかしながら、近代の施設に比べると、歴史・文化的価値に関する評価が乏しい現状にあります。どのような構想や技術革新によってこれらの施設が整備され、人々の暮らしを豊かにしてきたのかというメカニズムを評価することは、現在の都市基盤と将来の暮らしを見定めるために重要です。こうした戦後都市施設に関する重要物件の価値付けやリスト化を通じて、価値評価の方法論の構築を目指しています。

研究業績


以下は簡易版。詳細はresearchmapまたは大阪工業大学 研究者総覧へ。

査読付き論文

  1. Togiya Tomoka, Yusuke Kimura, Testuharu Oba, and Junichi Susaki, “Analysis of tourist behavior and interest based on country of residence using photos and metadata: with a focus on Kyoto City Area,” Asian Journal of Geoinformatics, Vol.24, No.1, AJG-2312018, 2024. AJG
  2. 研谷朋花,木村優介,大庭哲治,須﨑純一:「写真とそのメタデータを用いた居住国ごとの観光行動分析:京都市とその周辺地域を対象として」,土木学会論文集(特集号(土木計画学)),Vol.79,No.20,23-20014,2023.J-STAGE
  3. 松尾悠,木村優介,宇野伸宏:「高速道路の渋滞緩和を目指したゲーミフィケーションによる行動変容の促進可能性」,土木学会論文集(特集号(土木計画学)),Vol.79,No.20,23-20070,2023.J-STAGE
  4. 木村優介,東川晃久,須﨑純一:「Wi-Fiパケットセンサを用いた街路空間における歩行者行動の分析:京都市東山地区を対象として」,土木学会論文集(特集号(土木情報学)),Vol.79,No.22,22-22008,2023.(土木情報学賞論文奨励賞受賞)J-STAGE / KURENAI
  5. 須﨑純一,楠瀬智也,木村優介,宇野伸宏,藤原優,久田裕史:「時系列衛星SAR画像を活用した高速道路周辺山地の地盤変動モニタリング」,土木学会論文集,Vol.79,No.1,22-00022,2023.J-STAGE
  6. 木村優介,金井俊祐:「街路特性と目的別歩行活動量との関連分析:Walkability Indexの観点から」,土木学会論文集D3,Vol.77,No.5(土木計画学研究・論文集 第39巻),I_395-I_405,2022.J-STAGE / KURENAI
  7. 金井俊祐,山田真実,木村優介:「Walkability Indexを用いた歩行空間整備前後の歩行活動量の分析枠組みに関する研究–滋賀県草津川跡地による道路ネットワークの変化に着目して–」,都市計画論文集,Vol.54,No.3,pp.1184-1191,2019.J-STAGE / KURENAI
  8. 木村優介,山口敬太,久保田善明,川﨑雅史:「鉄道跡地の遊歩道利用におけるレールバンク制度の運用と有効性—ハイラインにおける合意形成の制度的枠組み—」,土木学会論文集D1(景観・デザイン),Vol.69,No.1,pp.76-89,2013.J-STAGE / KURENAI
  9. 木村優介,山口敬太,久保田善明,川﨑雅史:「ニューヨーク・ハイラインにおける歴史的高架橋再利用案の形成過程」,日本都市計画学会 都市計画論文集,No.45-3,pp.199-204,2010.J-STAGE / KURENAI

報告・解説

  1. 木村優介:「近現代建造物緊急重点調査(土木)概論」,特集 近現代建造物の今とこれから,月刊文化財,5月号(728号),pp.13-14,2024.
  2. 木村優介:「人々の交流を促進しうる街路空間とその構造」,都市計画,72巻5号,364,日本都市計画学会,pp.66-69,2023.
  3. 宇野伸宏,西田純二,倉内文孝,Schmöcker, Jan-Dirk,中村俊之,嶋本寛,杉浦聡志,木村優介:「さまざまなビッグデータを活用した京都市における観光流動把握の取組み」,交通工学,Vol.55,No.4,一般社団法人交通工学研究会,pp.40-43,2020.
  4. 木村優介:「海外におけるみどりの資産価値:ニューヨーク・ハイラインにおけるインフラ再利用を例に」,公園緑地,Vol.77,No.2,一般社団法人日本公園緑地協会,pp.14-17,2016.
  5. 西村亮彦,木村優介,栗原正夫:「地域づくりに効果的な道路空間の再編・利用手法」,土木技術資料,Vol.58,No.5,一般財団法人土木研究センター,pp.36-39,2016.
  6. 木村優介:「ニューヨーク市ハイラインにみる都市の緑景観創出手法とインフラ施設の活用施策」,都市公園,No.212,公益財団法人東京都公園協会,pp.20-23,2016.
  7. 西村亮彦,木村優介,曽根直幸,栗原正夫:「土木施設に係る伝統的工法を活かした歴史的風致の維持・向上」,土木技術資料,Vol.57,No.11,一般財団法人土木研究センター,pp.10-13,2015.

調査報告書・技術資料

  1. 公益社団法人土木学会 土木史委員会 戦後土木施設の歴史・文化的価値に関する調査小委員会 編:「近現代建造物緊急重点調査(土木)報告書 道路編」,文化庁 文化資源活用課,2024.3(全体編集・とりまとめ)
  2. 公益社団法人土木学会 土木史委員会 戦後土木施設の歴史・文化的価値に関する調査小委員会 編:「近現代建造物緊急重点調査(土木)報告書 鉄道編」,文化庁 文化資源活用課,2023.3(全体編集・とりまとめ)
  3. 公益社団法人土木学会 土木史委員会 戦後土木施設の歴史・文化的価値に関する調査小委員会 編:「近現代建造物緊急重点調査(土木)報告書 河川・砂防編」,文化庁 文化資源活用課,2022.3(全体編集・とりまとめ)
  4. 「戦後土木施設の歴史・文化的価値に関する調査小委員会 平成30年度調査報告書」,公益社団法人土木学会 土木史委員会,2019.(全体編集・とりまとめ,および分担執筆:第1章(3)・第2章(1)・第6章(1))
  5. 「戦後土木施設の歴史・文化的価値に関する調査小委員会 平成29年度調査報告書」,公益社団法人土木学会 土木史研究委員会,2018.(全体編集・とりまとめ,および分担執筆:第5章(2)・第6章(1))
  6. 西村亮彦,木村優介,栗原正夫,舟久保敏:「道路空間再編・利用事例集」,国土技術政策総合研究所資料,第1029号,2018.
  7. 「戦後土木施設の歴史・文化的価値に関する調査小委員会 平成28年度調査報告書」,公益社団法人土木学会 土木史研究委員会,2017.(全体編集・とりまとめ,および分担執筆:第2章(5)・第5章(1)(2)(4)・第6章(1))
  8. 「戦後土木施設の歴史・文化的価値に関する調査小委員会 平成27年度調査報告書」,公益社団法人土木学会 土木史研究委員会,2016.(全体編集・とりまとめ,および分担執筆:第2章2-3・第4章(1))

発表論文

  1. 沢田翔馬,木村優介:「印象評価実験による自転車レーンのピクトグラム表示の分析」,日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集,Vol.22,pp.173-176,2024.
  2. 松尾悠,木村優介,宇野伸宏,松中亮治,田中皓介:「高速道路利用者の表明選好に基づくゲーミフィケーションによる行動変更促進可能性に関する分析」,土木計画学研究・講演集(CD-ROM),Vol.68,7424,2023.
  3. 五十嵐凜,大庭哲治,木村優介,須﨑純一,石井順恵:「Google Street View画像を用いた街路景観構成要素と歩行活動頻度の関連分析」,土木計画学研究・講演集(CD-ROM),Vol.68,7064,2023.
  4. Natsutaka Usui, Testuharu Oba, Yusuke Kimura, and Junichi Susaki, “Spatial distribution and disparity of exposed households by annual income class in the flood inundation risk area: Comparison among three metropolitan areas around Tokyo, Nagoya, and Osaka in Japan”, Proceedings of 2023 International Conference of Asian-Pacific Planning Societies, pp.461-469, 2023. (Best Presentation Award)
  5. 研谷朋花,木村優介,大庭哲治,須﨑純一:「写真とそのメタデータを用いた居住国ごとの観光行動分析:京都市とその周辺地域を対象として」,土木計画学研究・講演集(CD-ROM),Vol.67,P02-23,2023.(優秀ポスター賞受賞)
  6. 松尾悠,木村優介,宇野伸宏:「高速道路の渋滞緩和を目指したゲーミフィケーションによる行動変容の促進可能性」,土木計画学研究・講演集(CD-ROM),Vol.66,7215,2022.
  7. ガリグ誠樹,木村優介:「歩行空間の整備と近接性が周囲の住民の歩行活動に与える影響」,土木計画学研究・講演集(CD-ROM),Vol.66,7266,2022.
  8. 研谷朋花,木村優介,大庭哲治,須﨑純一:「写真とそのメタデータを用いた観光者の興味と観光行動の分析:京都市とその周辺地域を対象として」,土木計画学研究・講演集(CD-ROM),Vol.66,7313,2022.
  9. Serge Garrigue and Yusuke Kimura, “Cross-Sectional Association between Walking Activity of Residents and their Accessibility to Different Building Uses”, Proceedings of the 43rd Asian Conference on Remote Sensing (ACRS2022), ACRS22_92, 2022.
  10. 木村優介,東川晃久,須﨑純一:「Wi-Fiパケットセンサを用いた街路空間における歩行者行動の分析:京都市東山地区を対象として」,土木情報学シンポジウム講演集,Vol.47,pp.41-44,2022.
  11. Tetsuya Ebata and Yusuke Kimura, “Analysis of tourist behavior and interest by geotagged photos”, Proceedings of the 42nd Asian Conference on Remote Sensing (ACRS2021), ACRS21_162, 2021. (Student Award)
  12. 江端哲矢,木村優介:「観光行動分析を目的としたジオタグ付き写真の分類方法の評価」,日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集,Vol.19,pp.81-84,2021.
  13. 岡田有生,木村優介:「自転車シェアリングサービスの利用傾向に着目した地区の特性分析:米国ニューヨーク市のCiti Bikeを対象にして」,日本都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集,Vol.19,pp.77-80,2021.
  14. 金井俊祐,木村優介:「街路特性を考慮したWalkability Indexの構築:居住者の余暇歩行活動量に着目して」,土木計画学研究・講演集(CD-ROM),Vol.62,7350,2020.
  15. 石川眞梨子,木村優介:「位置情報付き写真を用いた来街者の選好と観光行動特性の関連分析」,土木計画学研究・講演集(CD-ROM),Vol.62,7344,2020.

口頭発表・概要

  1. Miyuri Nishio, Yusuke Kimura, and Makoto Kimura, “Measurement and Accuracy Verification of Small-Scale Collapsed Slopes using Close Range Photogrammetry”, E-Proceedings of The 34th KKHTCNN Symposium on Civil Engineering, KKHTCNN_2023_180, 2023.(口頭発表)
  2. Taichi Kawakatsu, Yusuke Kimura, Junichi Susaki, and Tetsuharu Oba, “Classifying sightseeing photos of the Higashiyama area of Kyoto city using semantic segmentation”, Asian conference on Remote Sensing 2023, ACRS2023236, 208, 2023.(口頭発表,アブストラクト査読有)
  3. Togiya Tomoka, Yusuke Kimura, Testuharu Oba, and Junichi Susaki, “Analysis of tourist behavior and interest based on country of residence using photos and metadata: with a focus on Kyoto City Area”, Asian conference on Remote Sensing 2023, ACRS2023147, 207, 2023.(口頭発表,アブストラクト査読有)
  4. 研谷朋花,木村優介,大庭哲治,須﨑純一:「写真とそのメタデータを用いた観光者の興味と観光行動の分析:京都市とその周辺地域を対象として」,第19回若手技術者・研究者による技術研究発表会,日本写真測量学会関西支部,大阪府立大学I-siteなんば,大阪,2023.9.8.(優秀研究発表賞受賞)
  5. 西尾美由莉,木村優介,木村亮:「小型ドローンを用いた小規模崩落斜面の計測と精度検証」,第58回地盤工学研究発表会発表講演集,11-11-5-05,2023.
  6. Athicha Uttajug, Kayo Ueda, Xerxes Seposo, Junichi Susaki, Yusuke Kimura, Masahiro Hashizume, Chris FS Ng, “Temperature and emergency ambulance dispatch in Japan: Effect modifications by city-characteristics”, 第33回 日本疫学会学術総会, P-078, アクトシティ浜松, 浜松, 2023.2.1-3.
  7. Serge Garrigue and Yusuke Kimura, “Association of residents’ daily and leisure walking activity with their accessibility to building uses”, Kyoto University and Tongji University Joint Seminar on Urban Renewal and Sustainable Mobility, online, December 9, 2022.
  8. Yusuke Kimura and Tetsuya Ebata, “Analysis of tourist behavior and interest by geotagged photos”, Kyoto University and Tongji University Joint Seminar on Urban Renewal and Sustainable Mobility, online, December 9, 2022.
  9. Shunsuke Matsukuma, Makoto Kimura, Masayoshi Shigeta, Yoshinori Fukubayashi, Hideaki Yasuhara, Morie Kaneko, Ichiro Kamei, Yasuo Sawamura, Hiromasa Iwai, Yusuke Kimura, Yuusuke Miyazaki, Ryunosuke Kido, Aino Ikeda, Fumitaka Wakamatsu, and Takuya Hagiwara, “Sustainability of Technical Cooperation in Civil Engineering Field among Ethiopian and Japanese Higher Education Institutions: Case Study of SATREPS-MNGD (Making Networks for Glocal Development)”, 21st International Conference of Ethiopian Studies (ICES21), P20, Addis Ababa University, Ethiopia, September 28 – October 1, 2022.
  10. 松尾悠,木村優介,宇野伸宏:「高速道路の渋滞緩和を目指したゲーミフィケーションによる行動変容に関する研究」,土木学会第77回年次学術講演会講演概要集,IV-49,2022.
  11. Serge Garrigue and Yusuke Kimura, “The Association of Building Use with Walking Activity of Residents”, 土木学会第77回年次学術講演会講演概要集, IV-130, 2022.
  12. 須﨑純一,楠瀬智也,木村優介,宇野伸宏,藤原優,久田裕史:「高速道路周辺の重点監視箇所抽出のための時系列衛星SAR画像を用いた地盤変動推定」,土木学会第77回年次学術講演会講演概要集,CS9-10,2022.
  13. 西尾美由莉,木村優介,木村亮:「小型ドローンを用いた小規模崩落斜面の計測と三次元モデル生成」,第57回地盤工学研究発表会発表講演集,21-2-1-04,2022.(優秀論文発表者賞受賞)
  14. Serge Garrigue and Yusuke Kimura, “The Effect of the Improvement in Walking Space to Leisure Walking Activity of Residents”, 2022年度土木学会関西支部年次学術講演会講演概要集,口頭IV-16,2022.
  15. 松尾悠,木村優介,宇野伸宏:「渋滞緩和ゲームに対する高速道路利用者の参加意向とその要因」,2022年度土木学会関西支部年次学術講演会講演概要集,口頭IV-4,2022.
  16. 西尾美由莉,木村優介,木村亮:「スマートフォンを用いた道路面上からの斜面計測と三次元モデル生成」,2022年度土木学会関西支部年次学術講演会講演概要集,口頭III-2,2022.
  17. Yusuke Kimura and Yusei Okada, “District characteristics based on usage trends of bike sharing program”, Kyoto University and Tongji University Joint Seminar on Urban and Transportation Management for Sustainable Society, online, December 22, 2021.
  18. 江端哲矢,木村優介:「ジオタグ付き写真を用いた関西地方の観光者の選好と行動の分析」,2020年度土木学会関西支部年次学術講演会講演概要集(CD-ROM),IV-12,2020.

研究資金獲得

研究代表(単独研究)

  1. 2022〜24年度 科学研究費補助金(基盤研究(C)),「位置情報付き写真を用いた観光者の興味に基づく観光行動の解明」,研究代表者
  2. 2019〜22年度 科学研究費補助金(若手研究),「Walkability Indexに基づく歩行空間整備の評価手法の開発」,研究代表者
  3. 2018年度 公益財団法人 京都大学教育研究振興財団 研究活動推進助成,「ウォーカビリティ指標に基づく歩行空間整備の計画論の構築」,研究代表者
  4. 2015年度 京都大学若手研究者ステップアップ研究費,「インフラ施設の機能転換による都市空間の高質化に関する制度的研究」,研究代表者
  5. 2013〜14年度 科学研究費補助金(研究活動スタート支援),「交通インフラ施設の機能転換を契機とした公共空間創出に関する制度的研究」,研究代表者
  6. 2012年度 科学研究費補助金(特別研究員奨励費(DC2)),「ニューヨーク・ハイラインにおける歴史的高架橋を活用した都市再生に関する研究」,研究代表者
  7. 2011年度 財団法人 安藤記念奨学財団 研究助成,「ニューヨーク・ハイラインにおける歴史的高架橋を活用した都市再生に関する研究」,研究代表者
  8. 2011年度 公益財団法人 大林都市研究振興財団 奨励研究助成,「ニューヨーク・ハイラインにおける歴史的高架橋を活用した都市再生に関する研究」,研究代表者

研究分担(共同研究)

  1. 2023〜25年度 科学研究費補助金(基盤研究(B)),「低濃度・非都市部の大気汚染の健康影響:船舶排ガス規制の健康インパクト」,研究分担者(研究代表者:上田佳代)
  2. 2022〜24年度 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS),「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」,担当研究者(研究代表者:木村亮)
  3. 2022〜24年度 科学研究費補助金(基盤研究(B)),「運転者への権限委譲と利用意向を考慮した自動運転の交通工学的ポテンシャル評価」,研究分担者(研究代表者:宇野伸宏)
  4. 2022年度 科学研究費補助金(基盤研究(B)),「大気汚染の健康影響の時空間変動評価と衛星画像を活用した影響修飾要因の解明」,研究分担者(研究代表者:上田佳代)
  5. 2021〜23年度 国土交通省 道路政策の質の向上に資する技術研究開発,「高速道路におけるProactive型交通マネジメント方策についての研究開発」,研究分担者(研究代表者:倉内文孝)
  6. 2018〜20年度 科学研究費補助金(基盤研究(B)),「手動運転車との混在を考慮した交通工学的視点での自動運転車の効率性・安全性評価」,研究分担者(研究代表者:宇野伸宏)
  7. 2017〜19年度 国土交通省 道路政策の質の向上に資する技術研究開発,「観光流動把握を目的とした交通流動推定システムの研究開発」,研究分担者(研究代表者:宇野伸宏)
  8. 2016〜17年度 公益財団法人日本生命財団 若手研究・奨励研究助成,「重要文化的景観の保護に係る公共事業の景観デザイン調整手法の開発に関する研究」,共同研究者(研究代表者:山口敬太)

受賞

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共同研究者の受賞

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社会活動